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kazuki umezawa

四月まで駆け抜ける


三月から四月にかけて参加する展示が重なっているためここ最近かなり急ぎで制作を進めていたけど、ここにきて大分落ち着いてきたように思う。いや、まだ落ち着いてはないけど、見通しはついてきた。三月が終わるまであと20日くらいあって、そのうち五日くらい色々な予定で制作の時間がとれないにしても十数日強も制作にあてられる、と考えたらおー間に合うじゃんとほっとしています。

参加するもので規模がでかいのは101アートフェアになるわけですが、これは磯谷さんという彫刻家の作家の方と二人で出す事になりました。以前から作品は知っていたのですが個展でちょっと衝撃を受けました。やばい。特にでかいのがやばい
磯谷さんと僕の作品の間に共通点はあるのかという話をギャラリー側のキュレーターと話して、二人とも現実やネットにちりばめられたゴミや打ち捨てられた断片(画像)を素材にして作品を構築しているからそれで行こう、みたいな感じになった。磯谷さんの場合アナログの、僕の場合デジタルのゴミがモチーフになっている、おおざっぱに言うと。

アニメやネット文化で消費される図像は真っ当な文化のものに比べたらノイズで、そういった物に着目して絵を作っている、というアレなのかな そのノイズに魅了されている人間がアートフェアなんて場に出させてもらうのはなんとも幸運な事です。