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kazuki umezawa

mixiが取りこぼすものとtwitterが拾うもの ドラクエ 絵師 ほしの

mixiが取りこぼすものとtwitterが拾うもの


クロッキーやドローイングで描かれる絵は、描く時間が一瞬という短さに制限されているからこそ魅力的になる。
一瞬の動きを捉えるためのクロッキーは時間をかけて丹念に描いた絵にはないその時の感情や腕の緊張感、筋肉の微妙な弛緩までもが影響して絵に作者の観た事が集約される。
シーレなどが描いた優れたクロッキーを観るとシンプルな線なのにそこに込められた絵の力に驚かされる。真似して描いても同じ線にはならない。シーレの描いたドローイングはその時シーレが感じた、持っていた心地や彼の身体が一瞬走らせた線だから成立している。その線は一瞬だから成立するものであり、時間をかけて描いたらまた別のものになっていただろう(それはまたそれで素晴らしいものかもしれない)。

twitterの魅力も140字という制限にある。

twitterミニブログとかソーシャル独り言とか色々言われている面白いサービスで、一言でどういうものなのか説明するのは難しい。ただ一つ言えるのはmixiのように半ば強制的に感じてしまう「マイミク」「コメント返し」といったシステムがない事だ。twitterは誰と誰と繋がっているからあの人とも繋がらなきゃという強制的な思想を、システムだけ見たら持っていないように見える。ただmixiという土壌があるためfollowやfollowerの数や人種にマイミク並みに気を使ってtwitter疲れしてしまう人も中には居る。

そこで神経をすり減らしてしまってはせっかくの140字制限がもったいない。「140字の中で勝手に各々発言してますよ」という体で各々勝手にやっているくらいが一番いいのだ。500字にも1000字にも収まらない考えや思想が抑えきれなくなってしまったらリアルで人に話すなり自分のブログに書くなりすればいい。

その時その時の感じたことをすっと短い言葉にこめて発信する。たまにはちょっと考えて長めに、でも140字以内で。それくらいのスタンスで書いていく、気になった事や反応したい事を日々書き留めていく。
mixi やブログ、または絵や文章に対する感想を言葉にしたいと思った、だけど直接コメント欄に入力するほどのアレではない、そういった微細に感じた事は普通自分の中に留まって誰にも伝わらないけど、twitterなら「独り言」として発信する事ができる。「誰にも伝わらない」が「誰かに伝わるかもしれない」になる。そこに誰かが反応して思わぬ発想の連鎖が起きたり繋がりが生まれたりする。

twitterではたまに、自分の価値観がゆさぶられるほどの言葉に出会える。なんでもない短い言葉で、特に誰かが着目している事でもないけどその時の自分には絶大な影響を与えるような言葉に。
限られた制限の中で無数に言葉が発せられる事は、たくさんの人間がクロッキーをやって日々無数の絵を生み出しているのと同じくらい価値のある現象だと思う。そこからしか出てこない言葉や発想が大量に溢れている。」

ここまで書いてかなり理想論に寄ってしまった事にちょっと自分で驚いた。俺はtwitterに何を求めているんだろう。白痴や変態で溢れているというのに。

ドラクエ2の疑問についての考察」
http://nesgbgg.seesaa.net/article/90222667.html
から考えた事

ドラゴンクエストは伝説の勇者が活躍する物語なわけだが、ロトの血は代ごとに薄れていく。

「勇者(?)→勇者の子孫(?)→子孫の子孫(?)」

といった具合に。?なんかは「息子が勇者」という変わったアプローチの仕方だ。

勇者の血が代々受け継がれていくという事はだんだん血が薄まっていくと考えられる。ロトである?の勇者はかなりの種類の魔法を使いこなしているがその子孫の?の勇者は魔法の数が減り、?に至っては魔法が使えない勇者までいる。
このまま勇者の血が薄まって受け継がれていったら数百年後にはほとんど一般人と変わらない能力をもった勇者達が沢山居る世界も想像できる。

リンク先では

おそらくあと数百年後には、


ロトの子孫1
「俺、ギラ使えるんだぜ!」

ロトの子孫2
「スゲーなお前!!オレ、ローレシア王の血継いでるから戦士系なんだけど、ロトの武具装備できねーんだよ(笑)」

ロトの子孫3
「(笑)じゃねーよ!!シャレになってねーよお前!」

ロトの子孫4
「私、べホイミ使えるのよ♪癒してあげようかしら♪」

ロトの子孫1&2&3
「スゲーぜ姉さん!!!」    
                    』

というステキな妄想が繰り広げられているが、こういった世界が成立したらむしろ現代的にはアリだ(リアルにおける現代)。「スカラしか使えない」とかは能力的には優れていないがキャラ立ちとしては優れている。

例えば一人一芸しか持ってない数千人のロトの子孫がいる世界。そこで力を合わせて魔王を倒すシミュレーションゲームなんておもしろそう。ピクミンみたいな感じかもしれない。メラっ娘やヒャドっ娘とコミュニケーションを密にして途中で恋愛シュミレーションにシフトする事も可能。モシャスしか使えない子はかなり特殊で攻略が難しい。主人公は何の能力も持ってないけど死んだキャラの能力を受け継ぐ事ができるというロックマン的システムで、最終的には千人の仲間を犠牲にして最強になった主人公(真の勇者)が魔王と戦うなんて展開も可能。そんな妄想

■存在しなかったかもしれないフローラ
http://light37.hp.infoseek.co.jp/dragon/dq5/dc5hfrola.htm

ビアンカとフローラの結婚イベントの選択肢は主人公=プレイヤー自身というドラクエのアイディンティティーでもある能動性を補強する意味でも重要だった」

最近の美大行きたい女子高生はウマウマや東方の音楽は知っていてもcaramelldansenがニコニコ以前から流行ってたとか東方はZUNが一人で作ってるだとかは知らない。というか興味が無いみたいだ。
あとハルヒ(アニメ)観ている女子高生はなぜか多い。勧めても高確率で気に入る。なんでだろう。同時代性?傾向として単純に青春の一ページ的な物語として見ている感じはある。平行世界とかメタSFとかキャラとかデータベースはやはりあまり興味がないのだろう。ハルヒの肝はそこなのに。

ついでに言うと「物語内の時間軸をバラバラにして、クライマックスでヒロインが一番気持ちの高鳴りを感じるシーンを現実の話数の進む時間軸で言う一番最後に持ってきている」というのはハルヒが商業アニメでしかできない表現をしているって事だから皆もっと関心を寄せるべきだ。

つくられる個性:東京芸術大学受験産業の美術教育
http://zeroken.org/thesis/index.html
これって受験生が読んでいいもんなのかどうなのか。興味深いところではある。
俺はまだ読んでない。


北斎ペンネームは「鉄棒ぬらぬら」「画狂老人卍」
http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51280251.html

父親が娘を自宅地下室で24年間監禁 7人の子供を産ませる[08/04/28]
http://mobile.seisyun.net/cgi/read.cgi/news5plus/news24_news5plus_1209366423/1

この関連のニュースほとんど消えている。
どうしようもなく悲惨な事件だけど、愛情が過剰に捻じ曲がって暴走したらこういう方向にしか行かないんじゃないかなーとも思う。舞城王太郎の世界を地で行っているようですごく気になっている。
虚構漫談
http://www.f7.dion.ne.jp/~moorend/news/kyo/bn.html
大変おもしろい漫画
新海誠の良さがまったくわからない
http://news4vip.livedoor.biz/archives/51141239.html

深海誠に関する議論はここで言われている事で大体言われているしもうこれ以上言わなくていい気さえする。

俺は自分の中に反応してしまう思春期アンテナがある事を全面的に認めたので新海誠は大好きだといい続ける事にした。アンテナがなくてさっぱり良さがわからない人は中途半端に擁護しないでばんばん批判すべき。
あと深海誠を批判や批評やフィルターを一切通さずに真正面から受け止め感動できるだけの危うさと純粋さが高校生にはあるから皆見習った方がいい。

村上春樹って何がおもろいの?
http://news23vip.blog109.fc2.com/blog-entry-953.html

新海誠と並列して語れることは多そう。ただ層が異なるだけで。

小説版「ほしのこえ」を読んだ。

ほしのこえ (MF文庫J)ほしのこえ (MF文庫J)
大場 惑 新海 誠

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原作アニメでのモヤモヤやヒロインの悲壮感が見事に補完、解消されていたので電車内で嗚咽するくらい腑に落ちた読後感を得る事ができた。ミカコのハッピーエンドが見れただけで幸せ。こりゃーセツナイ恋物語だな。絵が「ふたつのスピカの人」で和んだ。
小難しい本ばかり読んでいても疲れるだけだと思って手を出したのだが、大正解だった。ファンでよかった。

創価のあおぞら家族と最近のキャプテン翼スーパーフラット

平成19年(2007)の殺人発生数は戦後最低
http://blog.livedoor.jp/kangaeru2001/archives/51518805.html

父親と娘が恋愛関係になって近親相姦、女児を出産してテレビ出演
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080409_forbidden_love/
一次元(文字)で期待して三次元に絶望する

■ 「ゆっくりしていってね!」の人(顔)形とキョン子のフィギュアの実現はまだか!

■俺の愛するアイディアファクトリー2chで叩かれていて安心した
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/famicom/1166771765/

フリーゲーム論─インフレのバランス─
http://libertatem.org/2008/02/freegame2.html

ここの最後の方で言及されている「プログレッシブ光の勇者達」というゲームは「RPGは要素を突き詰めると最終的にパズル」という一つの答えを提示しているようで、傑作。
http://2nd.geocities.jp/battlesystemlaboratory/

地獄底辺
http://kikk.blog.shinobi.jp/

考え中
http://karuhazumi.blog15.fc2.com/

ちょっとアレな人
http://nutter.xxxxxxxx.jp/

どうしようもなく、好みだ!!